黒い四角は黒塗りではありません

テキストの上に黒い四角形を描いても、画面上で見えなくなるだけです。文字はファイル内に残っていることが多く、誰でも選択・コピー・検索でき、公開された文書でのこの種の失敗は実際に何度も起きています。本物の黒塗りは、内容そのものを削除します。

BoostPDFの黒塗りツールは2つのステップで動作します。まず、消したい箇所にマークを付けます。マークは赤く表示され、この時点では何も変更されません。次に最終版PDFを作成します。これは各マークの下のテキスト、画像の一部、図形が削除された新しいファイルで、黒い四角がその位置を示します。コメント、フォームデータ、文書のプロパティ、しおり、添付ファイルは含まれず、ダウンロード前にファイルが検証されます。

要点: PDFを開き、テキストの上をドラッグしてマークするか、「Find & redact」で識別番号・氏名・メールアドレスを検出して、「Create released PDF」を選びます。マークした内容が削除され、検証済みの新しいファイルが得られます。

PDFのマイナンバーを黒塗りする方法

マイナンバーの上に黒い四角を重ねるだけでは不十分です。番号はファイル内に残り、誰でも選択・コピー・検索できます。「Find & redact」(検索して黒塗り)機能はすべてのページを一度に検索します。国として日本を選ぶと、マイナンバー(個人番号)が一覧に表示されます。国を初めて開いたときにはすでに選択されているため、まとめてマークできます。

検出結果はマークする前にすべて表示されるので、マイナンバーではないものは選択を外し、検索で見落とされた箇所には自分で四角を描けます。その後、最終版PDFは番号を覆うのではなく、ファイルから削除します。すべてお使いの端末上で行われ、PDFはどのサーバーにもアップロードされません。

手順:マーク、根拠の指定、作成、検証

  1. 文書を開く: Redact(黒塗り)ツールを選択した状態で、BoostPDFエディターでPDFを開きます。ファイルはお使いの端末で開かれ、アップロードされません。
  2. 消したい箇所をマークする: テキストの上をドラッグするか、単語をダブルクリックしてマークします。署名や画像などテキストがない箇所には四角を描きます。すべてのページを一度に検索するには「Find & redact」を開きます:
    • 単語や氏名(1行に1つ):たとえば個人名や病院名。
    • 選択した国の識別番号(日本ではマイナンバー)に加え、メールアドレスとIBAN銀行口座。マークする検出結果は自分で選びます。
  3. 根拠を指定する(任意): 情報を非開示にする理由を示す必要がある場合は、根拠のリストを選ぶか(米国、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア用のリストがあります)、独自の根拠を追加して、各マークに1つずつ割り当てます。根拠は各黒い四角の上に表示できます。
  4. 最終版PDFを作成する: マークを確認し、ファイル名を付けて「Create released PDF」を選びます。エディター内の文書はマークを保持するため、調整して再作成できます。
  5. 確認してダウンロード: ファイルはお渡しする前に検証されます。どのマークの下にも文字は残らず、四角の外側は何も変わりません。検証に失敗したページがあれば、作成が中止され、そのページが示されます。

最終版PDFで削除されるもの

黒塗りは、後に何が残らないかで決まります。最終版PDFは、マークの下に何も残さないように作られています:

マークの下のテキスト
ファイルから削除されるため、選択、コピー、検索ができません。

画像と図形
マークの下にある画像の一部と図形は、四角の下に隠されるのではなく切り取られます。

隠れた要素
コメント、フォームデータ、文書のプロパティ、しおり、添付ファイル、スクリプトは新しいファイルに含まれません。

自動検証
ダウンロード前に、四角の中に文字が残っていないか、外側が変更されていないかを確認します。問題があれば作成が中止され、そのページが示されます。

元の文書はそのまま
最終版PDFは別の新しいファイルです。エディター内の文書はマークを保持するため、調整して再作成できます。

検索して黒塗り:識別番号・氏名・メールアドレス

「Find & redact」はすべてのページを一度に、お使いの端末上で検索します。単語や氏名を1行に1つずつ入力するか、国を選んでその国の識別番号を一覧表示します。日本ではマイナンバーを検出します。最も一般的なものは、国を初めて開いたときにすでに選択されています。検出結果はマークする前にすべて表示されます。

メールアドレスとIBAN銀行口座は、どの国を選んでも検出され、電話番号もほとんどの国で対応しています。

アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、ドイツ、スペイン、メキシコ、韓国、タイ、トルコの識別番号も検索します。

スキャンしたページは、テキストを検出できるよう先にOCRが必要です。テキストがない箇所は、その領域に四角を描いてください。

プライバシーとセキュリティ

黒塗りは最も公開したくない文書を扱う作業です。そのため、このツールは文書をお使いの端末から出さないように作られています:

何もアップロードされません
マーク、検索、最終版PDFの作成はすべてブラウザ内で行われます。ファイルが当社のサーバーに送信されることはありません。

ローカルの黒塗りエンジン
エンジンは、使うときにだけ読み込まれ、ブラウザ内で動作するWebAssemblyモジュールです。

作成前に確認
最終版PDFを作成するまで、マークは何も変更しません。すべてのマークを事前に確認できます。

共有するのは最終版のみ
マーク付きの文書には、削除した内容がまだ含まれています。組織内で保管し、最終版PDFを共有してください。

制限事項

スキャン文書: スキャンしたページには検索できるテキストがありません。「Find & redact」を使いたい場合は先にOCRを実行するか、スキャンした内容の上に四角を描いてください。

検出結果は出発点です: 「Find & redact」は、各国の形式に合う番号を検出します。誤入力された番号や2行にまたがる番号は見落とされることがあり、一般的な数字が検出されることもあります。すべてのページを確認し、見落とされた箇所には四角を描いてください。

共有する前にご確認ください: BoostPDFはファイルを検証しますが、何を黒塗りすべきかはご自身で判断してください。送信する前に最終版PDFを開いて確認してください。

法的助言ではありません: BoostPDFはPDFエディターであり、法的助言や認証を提供するものではありません。根拠のリストは参考用のラベルです。適用される法令に照らしてご自身で確認してください。

よくある質問

黒い四角の下のテキストは本当に消えますか?

はい。最終版PDFでは、各マークの下のテキスト、画像の一部、図形が覆われるのではなく、ファイルから削除されます。その後、四角の中に文字が残っていないか検証します。最終版PDFを作成するまで、マークはマークにすぎません。マーク付きのファイルではなく、最終版のファイルを共有してください。

PDFはサーバーにアップロードされますか?

いいえ。検索、マーク、最終版PDFの作成は、すべてお使いの端末のブラウザ内で行われます。

PDFのマイナンバーを黒塗りするにはどうすればよいですか?

RedactツールでPDFを開き、「Find & redact」を選んで日本を選択します。マイナンバーは最初から選択されています。一覧を確認し、マイナンバーではないものは選択を外して、残りをマークし、「Create released PDF」を選びます。番号は覆われるのではなく、ファイルから削除されます。

どの識別番号を検出できますか?

日本ではマイナンバーを検出します。そのほか、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、ドイツ、スペイン、メキシコ、韓国、タイ、トルコの識別番号に加え、メールアドレスとIBAN銀行口座も検出します。独自の検証方式がある番号は検証するため、誤検出が減ります。

スキャンしたPDFでも使えますか?

スキャンしたページには検索できるテキストがないため、「Find & redact」を使いたい場合は先にOCRを実行してください。スキャンの有無にかかわらず、ページのどの部分にもいつでも四角を描けます。

法的・コンプライアンス目的の黒塗りに適していますか?

内容を確実に削除し、根拠を記録するよう作られていますが、法的助言や認証ではありません。最終版PDFを確認し、根拠を適用される法令に照らして確認してください。