PDFをエクセルに変換するメリット
銀行の明細書、請求書、決算書などは、PDFで届くことがほとんどです。PDFは読むための形式で、数字を扱うためのものではありません。PDFから表をコピーして貼り付けると、1列の長い文字列になったり、金額がくっついたりずれたりしがちです。結局、すべて手入力し直すことになります。
PDFをエクセルに変換すると、それぞれの値が正しい行と列のセルに1つずつ入ります。金額は文字列ではなく本物の数値になるので、列の合計、日付順の並べ替え、取引の絞り込み、グラフ作成がすぐにできます。
特に効果が大きいのは、確認したり再利用したりする書類です。家計管理のための明細書、経理のための請求書、価格表、売上報告書、論文のデータ表などです。
PDFをエクセルにオンラインで変換する方法
- PDFを選ぶ 上の「PDFをエクセルに変換」をクリックして、PDFファイルを選びます。ファイルは暗号化された接続でアップロードされます。50MBまでのファイルに対応しています。
- 表を組み立て直します サーバーが各ページの表を、罫線の有無にかかわらず見つけ出し、値を1つずつセルに入れます。ほとんどのファイルは1分以内に終わります。ページ数の多いPDFやスキャンしたページは、数分かかることがあります。
- ダウンロードする Excelファイル(.xlsx)は、PDFと同じ名前で自動的にダウンロードされます。Excel、Googleスプレッドシート、Numbers、LibreOffice Calcで開けます。
PDFからエクセルによく変換される書類
表が入っているPDFなら、どれでも変換できます。よくある例はこちらです。
銀行・クレジットカードの明細書
取引が1件ずつ行に分かれ、日付・摘要・金額がそれぞれ別の列に入ります。あとは並べ替えも、絞り込みも、月ごとの集計も自由です。
請求書・領収書
品目、数量、単価をシートに取り込めば、数字を1つも打ち直さずに経理や経費精算に使えます。
決算書・売上報告書
決算短信、貸借対照表、売上の数字が本物の数値の列として出てくるので、そのまま自分の計算やグラフに使えます。
価格表・時刻表・データ表
商品カタログ、時刻表、在庫リスト、論文の表が、検索・更新・再利用できる行になります。
Excelファイルに引き継がれるもの
- 罫線のある表もない表も、PDFと同じ行と列で
- 金額やパーセントは本物の数値として入ります。¥記号、桁区切り、△や▲のマイナス表記、「円」「千円」「株」などの単位付きの数字も正しく読み取ります
- PDFの1ページごとに1シート(シート名は Page 1、Page 2 など)
- 表のまわりのタイトル、見出し、注記。太字は太字のまま
- スキャンしたページは文字認識(OCR)で日本語も読み取り、表も本物の文字と数値にします
変わるところ
引き継がれるのは文字と数値だけです。画像やロゴは入らず、グラフは [Chart] と書かれたセル1つに置き換わるので、グラフのラベルが数字に混ざることはありません。合計は数式ではなく値として入り、複数の列にまたがる見出しは1つのセルに入ります。
向いているPDF: 銀行、会計ソフト、表計算ソフトから書き出したPDFが、最も正確に変換されます。文章が中心のPDFなら、PDFからWordへの変換のほうが向いています。
きれいに変換するコツ
- 文字データのあるPDFを使う。 PDFの中の数字を選択できるか試してみてください。選択できれば、数字はそのまま正確に入ります。できなければそのページはスキャン画像で、OCRで読み取ります。仕上がりはスキャンの鮮明さによります。
- 必要なページだけ変換する。 長い報告書の表が1つだけ欲しいときは、先にPDFを分割して、そのページだけ変換しましょう。 PDFを分割する
- 合計を確かめる。 列を合計して、PDFに載っている合計と比べてみてください。全行がそろっているかを確かめる一番早い方法で、スキャンしたページでは特におすすめです。
ファイルのプライバシー
- 暗号化してアップロード。 PDFは暗号化されたHTTPS接続でサーバーに送られます。
- 自動で削除。 PDFは変換が終わるとすぐに削除されます。Excelファイルはダウンロードした時点で削除され、ダウンロードしなかった場合も1時間後に削除されます。
- すべて自動。 変換はすべて自動で行われます。誰も書類を見ることはなく、内容を保存・共有・利用することもありません。
PDFのエクセル変換についてよくある質問
PDF Excel変換は無料ですか?
はい。PDFからエクセルへの変換は無料で、アカウントやメールアドレスは必要ありません。
変換した数字は数式で使えますか?
はい。金額やパーセントは文字列ではなく本物の数値として入るので、SUM関数、並べ替え、フィルターがすぐに使えます。通貨記号やカッコのマイナス表記は、セルの表示形式に残ります。日付は、2026-10-31 の形式なら日付データになり、それ以外の表記は元のまま文字で入ります。
スキャンしたPDFもエクセルに変換できますか?
はい。スキャンしたページは日本語の文字認識(OCR)で自動的に読み取るので、別の操作は要りません。仕上がりはスキャンの鮮明さによるため、数字を原本と見比べるか、合計を確かめてください。
罫線のない表でも使えますか?
はい。明細書や報告書には、スペースだけで列をそろえたものが多くあります。変換ツールは文字の並び方から列の位置を割り出すので、こうした表も行と列に分かれて出てきます。
△のマイナスや「円」「株」の付いた数字も読み取れますか?
はい。決算書でよく使われる△や▲のマイナス表記はマイナスの数値に、「1,234円」「53,987,499株」のような単位付きの数字は、単位を表示形式に残したまま数値として入ります。そのまま合計や並べ替えができます。
ページ数の多いPDFはどうなりますか?
1ページごとに別のシート(Page 1、Page 2 など)に入るので、どの表もすぐに見つかります。文章だけのページも、1行ずつ行に分けて残ります。
Googleスプレッドシートや Numbers でも開けますか?
はい。PDFはExcelの標準形式であるXLSXに変換されるので、Microsoft Excel、Googleスプレッドシート、Apple Numbers、LibreOffice Calcで開けます。iPhoneやAndroidのブラウザでも変換できます。
どんなPDFを変換できますか?
50MBまでのPDFなら変換できます。それより大きい場合は、先に圧縮するか分割してください。開くときにパスワードを求められるPDFは、パスワードを解除してから変換してください。
関連ツール
- PDFをWordに変換 — 文章が中心のPDFを、編集できる文書に
- OCR PDF — スキャンしたPDFを検索できるようにして、PDFのまま保存
- PDFを分割 — 必要な表のあるページだけを残す